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2016年6月2日 掲載

ビデキンちゃんが行く ~AfterNABShow-Tokyo2016~

今年もAfterNABShowに行ってきました。AfterNABShowは東京と大阪で開催されたのですが、残念なことに東京が50社に対し大阪は22社しか参加していないんです。なので、今年も東京で5月19、20日に開催されたAfterNABShowを見にいってきました。

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ちなみにアメリカで開催されたNABShowの公認イベントとなっていますが、必ずしもアメリカで出展していたメーカーだけとは限りません。開催が秋葉原ということもあり、パソコンのメーカーさんなんかもこの展示会に参加していますし、もちろんですが、海外メーカーの代理店なんかも参加しています。逆にJVCケンウッドさんやソニーさんは今年も参加していませんでした。AfterNABShowはこうした展示会の他、アメリカでのNABShow報告やメーカーの製品紹介などのセミナーも開催されています。東京も大阪もターミナル駅の近くで開催してくれるのはありがたいですね。それでは、早速展示会場に入ってカメラ関係のブースから見てみましょう。


会場で大きなブースで出展しているキヤノンさんですが、AF機能が向上したEOS C300 Mark IIやボックス型カメラME20F-SH、EFシネマレンズCN-E18-80mm T4.4あたりが注目の新製品といえそうです。キヤノンさんは今年CINEMA EOS SYSTEMのデジタルシネマカメラ2機種(EOS C300 Mark II、EOS C100 Mark II)と業務用ビデオカメラ3機種(XC10、XF305、XF300)、多目的カメラ1機種(ME20F-SH)の合計8機種もファームウェアアップデートしています。さらに4KディスプレーDP-V3010とDP-V2410もファームウェアアップデートしているので、すごい数になっていますね。ブースにはこうしたファームウェアアップデートすることでAF機能が向上したEOS C300 MarkIIや記録開始で画面上に表示されていた文字を非表示にすることが可能になったボックス型カメラME20F-SH、MPEG-4 AVC/H.264のMP4録画機能が追加されたXC10のほか新製品となるEOS-1D X Mark IIなんかもありました。

AF機能が向上したEOS C300 MarkII

ボックス型カメラME20F-SH

EFシネマレンズCN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S


次はパナソニックさんですが、ブースはVARICAMになっていました。NABで発表になったVARICAM LTとVARICAM35の2機種があります。ビデオカメラの新製品もNABでは合ったんですがここではデジタルシネマ系に絞っているみたいですね。VARICAM LTはVARICAM 35と同じスーパー35mmのCMOSセンサーを搭載していて、広いダイナミックレンジと広い色域を確保しているそうです。いわゆるHDRといったところでしょうか。記録コーデックはAVC-Intra 4K/2K/HDとApple ProResをサポートしていて、メインとプロキシファイルの同時記録にたいおうしています。インカメラカラーグレーディングにも対応していますね。あと、EFレンズマウントを採用していてオプションでPLレンズマウントにユーザーが交換可能だそうです。

パナソニックVARICAM LT

パナソニックVARICAM35


ここ数年積極的にカメラの新製品を発売しているブラックマジックデザインさんは、今年はこれといったカメラの新製品はありませんでしたが、キヤノンさんと同様Blackmagic URSAシリーズのファームウェアアップデートが発表されています。また、Blackmagic URSAをスタジオ使用で使うための7型ビューファインダーや4KレコーダーBlackmagic Video Assistなどが新製品として出ています。ブラックマジックデザインさんはこの展示会では毎年NABで出展した新製品を中心に出していて、今年も同様な出展をしていますね。

ブラックマジックデザインBlackmagic URSAmini

7型ビューファインダーBlackmagic URSA Studio Viewfinder

Blackmagic Video Assist 4Kレコーダー


カメラ以外ではレコーダーやLEDライト、三脚などがありますが、今年は三脚メーカーさんの出展はありませんでした。東京の秋葉原という立地のせいでしょうか、周辺の量販店とかに展示してあるような製品はあえて避けているような印象ですね。

それでもATOMOSさんは新製品を中心に出展しています。SHOGUN INFERNOは夏頃の発売ですがアクリルのケースに入れられて展示されています。3月に発売になったSHOGUN FLAMEやファームウェアアップデートで新機能が追加されたSHOGUNやNINJA ASSASSIN、SAMURAI/NINJA BLADE、NINJA2のほか、POWER STATIONなどのアクセサリーを出展していました。

今年の夏頃発売予定のSHOGUN INFERNO。4K60p対応で現行品のSHOGUNの後継機だそうです。

SHOGUN FLAMEやPOWER STATIONなどのアクササリーも。

バイテックビデオコムLitepanelsの防水LEDライト。

バイテックビデオコムLitepanelsライトパネルASTRA1X1ファミリー。今回ソフトディフューザー内蔵のAstra 1X1 Soft Bi-Colorがラインナップに加わったそうです。

IDXさんは 高エネルギー密度の最新セルを採用した新VマウントバッテリーDUO-Cシリーズとして、高容量のDUO-C190(185Wh)とコンパクトなDUO-C95(93Wh)の2機種が新製品として出しています。

ほかにもIDXさんは新製品としてACアダプター機能付2ch同時充電器VL-2000Sやパナソニックのビデオカメラ用のバッテリーSL-VBD64やSL-VBD96を新製品として出展。

NEPのVマウントリチウムイオンバッテリーBL-BPNEシリーズ。BL-BP130NE-SやBL-BP160NE-S、BL-BP190NE-S、BL-BP230NE-Sがありましたが、今回新製品としてBL-BP95NE-Sが出展されていました。いずれもUSB給電やDタップが装備されていて、ライトなどにも同時使用できるようになっています。

LEDパネルライトLED-L500-DIGI-VCT-V。バックパネルにLED表示が装備されていて、1%刻みで10-100%調光が可能なほか色温度も100K刻みで3200-5600K可変できます。電源はVマウントタイプのバッテリーのほかキャノンコネクターによる外部電源に対応しています。

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2016年6月2日 掲載

ビデキンちゃんが行く ~NAB2016~

今年も4K8Kがトレンドとなっていますが、それに加えてHDRが話題となっていました。4Kのカメラはすでに沢山発売されていて、昨年HDと同様な運用性を備えたB4マウントを採用したスタジオも発表され、すでに4Kは当たり前といった印象となってます。

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昨年もありましたが、今年は8Kのカメラが各社から出展されるようになってきて、次のステップに進みつつあるようですね。NABの情報はすでに巷に出回っていますが、トレンドとなっている4K8KとHDRをキーワードにしてまとめてみようと思います。


まずは8Kのカメラですが、アストロデザインさんがAH-4810-A という8Kのカメラを出していました。アストロデザインさんはNHKと共同で早くから4K8Kに対応したカメラやレコーダーなんかを開発していて、カメラ以外の8K機材も幾つかあります。

アストロデザインさんの8Kウルトラハイビジョンカメラです。133Mピクセルの35mmフルフレームのCMOSセンサーを搭載し、7680×4320ピクセルの8Kフルレゾリューション画像に対応しています。デザイン的にもだいぶこなれてきた感じで、一般の放送用カメラに近いショルダータイプカメラになってますね。

8Kのカメラはほかにも池上通信機さんからSHK-810を出していたほか、 日立国際電気さんもだしていました。この3社はいずれもNHKと共同でかなり早い時期からカメラを手がけていますが、基本放送用途として開発したカメラとなっています。なので、CCUなんかも用意されています。

池上通信機さんの8K対応カメラSHK-810。3300万画素CMOSセンサーを搭載のカメラで、マウントはPLマウントとなっています。現行HDカメラで使われているファイバーケーブルを使ってCCUと接続できるそうです。

日立国際電気さんSK-UHD8060B8K小型単板式カメラシステム。HDRや広色域技術などに対応していて、 光システム伝送や収録ユニットとの組み合わせが可能です。


他にも8KのカメラはRED Digital Cinemaさんの WEAPON 8Kや試作品ですがキヤノンからも8Kのカメラがあります。この2社のカメラは放送用というより、製作用としての用途になっているようです。8Kは日本では放送が予定されているということもあり、国内勢が積極的なようですね。個人的にはBlackmagicdesignさんあたりが8Kカメラを出してくれると面白い展開になると思うのですが。

RED Digital Cinemaさんの WEAPON 8K。センサーの撮像エリアを可変可能で、ビスタビジョンとか映画のフォーマット(アスペクト比)で撮影できます。デジタルシネマ用のカメラですね。

キヤノンさんの8KカメラCINEMA EOS SYSTEM 8Kは、Canon EXPO 2015 Tokyoでも出展されていたもので、後部にOdyssey7Qレコーダーが4つもビルトインされていました。


さて、すでに当たり前になった4Kですが、小型ビデオカメラはソニー、パナソニック、キヤノン、JVC KENWOODさんが新製品を出品していたほか、Grass ValleyがLDX 86Nというスタジオ対応のカメラを出していました。Grass Valleyは昨年も4K対応のカメラを出していましたが、センサーが4Kじゃありませんでした。LDX 86Nはネイティブ4Kということで、ちゃんとした4Kカメラになっています。4K放送は日本だけでなく韓国とかも放送を予定しており、放送を前提としたカメラは今回のNABでは多かったですね。

ソニーさんの4KスーパースローモーションカメラシステムHDC-4800。HDと同様な運用ができるそうです。4Kで8倍のスローモーション撮影ができるので、スポーツ中継などで活躍が期待できそうですね。

パナソニックさんの単板の大判センサーを採用した4KスタジオハンディカメラAK-UC3000シリーズ。放送用の2/3 型B4マウントレンズ対応ですが、変換光学系を内蔵することで、単板の大判センサーに対応していて、カメラコントロールユニットによりUHD/HD/SDの同時出力が可能となってます。

キヤノンさんのマルチパーパスカメラME200S-SH。820万画素Super 35mmデュアルピクセルCMOSイメージセンサーを搭載していて、デュアルピクセルCMOS AFによる高速なオートフォーカスが可能だそうです。

Grass ValleyのLDX 86Nは、2/3型の3840x2160p 4K XensiumHAWK CMOSセンサーを搭載した3板式で、B4マウントのレンズを装着できるそうです。


ちょっと忘れ去られた感のあるHDですが、ちゃんとソニーさんやパナソニックさん、JVC KENWOODさんなどから新製品がでています。昨年あたりまで積極的にカメラを出していたBlackmagicdesignさんは、今回新製品のカメラはなくってレコーダーやモニターなどの周辺機器を中心にした製品展開となっています。そうそう、レコーダーといえばATOMOSさんが4K60P対応の新製品 SHOGUN FLAMEとSHOGUN INFERNOを出してました。PQ(Perceptual Quantizer)ガンマ搭載でいわゆるHDR(high dynamic range)対応になってます。

カメラを始めとしてHDR対応機材は増えていますが、現状現行HDと互換があるHybrid Log Gamma(ARIB STD-B67)とUltra HD Blu-rayで採用のPQガンマ(SMPTE ST 2084)が主流となりそうです。いずれにしても肝心の視聴環境がまだ整っていませんので、本格化するのは来年以降となりそうですね。

JVC KENWOODさんのProHDスポーツコーチングカメラレコーダーGY-HM650SC 。XOS Digital社のスポーツコーチング向けアプリケーション「XOS Thunder HD」と連携することで、選手の移動距離やスピードなど各種情報をメタデーターとして映像と同期可能で、ストリーミング伝送できるそうです。

とはいえ、HDR対応のモニターはコンシューマー製品の試作品が各社からCESで出品されていますし、NABでも業務用のモニターがEIZOやキヤノンなどで参考出品されたいましたので、意外と早い時期に一般化するかもしれません。

EIZOさんの開発中のモニター。4096×2160ピクセルで、 Rec.2020の色域とPQガンマやHybrid Logガンマに対応していて、 画面全域にわたってムラのない均一な明るさをキープしています。

また、NetflixやAmazonのほかYouTubeがHDR対応を表明していますので、制作環境や視聴が整えばいつでもHDRでコンテンツの視聴が可能な状況になっています。こうした背景もあってか放送業界でもIP対応を各社がこぞって発表しているのも今年のNABの特徴のひとつと言えそうです。

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2016年2月3日 掲載

ビデキンちゃんが行く ~Zunow WFK-95~

4K対応の業務用カメラは最近各社から発売になっていますが、ハンドヘルドタイプの小型ビデオカメラがほとんどで、以前のようにショルダータイプの一見して業務用カメラデザインのカメラは少ないようです。そんな中パナソニックから AG-DVX200 が発売になりました。

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4K60p収録ができるカメラとして期待していた人も多いと思いますが、記録モードによって画角が変わるというちょっと癖のある仕様のカメラです。HD収録ではワイド側28mm(35mmフィルムカメラ換算)ですが、このカメラの売りの一つとなっている4K60pではワイド側は37.2mmになってしまいます。

AG-DVX200は4/3型大判センサーを搭載していますが、図のように記録フォーマットによって利用するエリアが違ってきます。なので、画角が違ってくるんですね。これはセンサーからの読み出し速度に限界があるからだそうです。

場合によっては37.2mmよりワイドで撮影したいことも多いと思いますが、AG-DVX200はレンズ交換できないので、ワイドコンバーターで解決するのが手っ取り早い解決策ですね。前置きが長くなりましたが、4K解像度で大判センサーに対応できるワイドコンバーターとしてZunow WFK-95 が発売になりましたので、AG-DVX200と組み合わせて早速試してみましょう。ちなみにWFK-95はレンズ径72mmの他のカメラ例えばAJ-PX270やAG-AC130A、AG-AC160Aなどにも対応可能です。

WFK-95にはフードや収納ケースが付属します。型番に「95」とありますが、0.8倍のワイドコンバーターとなっています。

WFK-95をAG-DVX200に装着したところ。小型軽量なので、フードを付けるとワイコンを装着していることがほとんどわかりません。


では早速AG-DVX200に装着してその効果のほどを確認してみましょう。撮影モードはワイド側28mmで撮影できるFHDと37.2mmのUHD60pの両極端で行いました。ワイコンなしでもFHDではかなりのワイド感がありますね。

FHDモードで撮影した画像で、上がワイコンなしのワイド端、下がワイコン装着時のワイド端。

UHD60pモードで撮影した画像で、上がワイコンなしのワイド端、下がワイコン装着時のワイド端。

画質的にも周辺部がけられることもなく、解像度の低下もほとんどありませんでした。伊達に4K対応をうたっているわけではないですね。かなり優秀なワイコンだと思います。特にFHDでは最も広い範囲でセンサーを使っているので、光学的にはかなりきつい条件だと 思います。


ワイコン装着のもう一つの利点として最短撮影距離を短くできる、いわゆる寄って撮影することができるようになります。AG-DVX200の最短撮影距離はレンズ先端から約1mとなっていますが、ワイコンを装着することで、65cmほどにすることが可能です。35cmほどの違いですが、撮影現場によってはこの差は大きいかもしれません。

上がワイコンなし、下がワイコン装着時の最至近撮影画像。被写体のカタログはA4ほどの大きさ。いずれもワイド端で撮影しています。


屋外での撮影や室内で照明を使った撮影ではレンズのハレーションが問題になることがあります。特に大口径でセンサーサイズが大きいカメラの場合出やすい傾向にあるようです。ワイコンはレンズの先端に取り付けますので、ここでハレーションが発生することもありがちです。画面に映りこまない余分な光はフードなどでカットすることができますが、画面内に映り込む太陽のような強烈な点光源は避けることはできませんので、こうしたハレーションをあえて出した効果的な演出もありますね。

あえてハレーションが出るように太陽をもろに画面内に入れて撮影してみました。上がワイコンなし、下がワイコン装着時の画面です。

ワイコンを装着した状態でも反射や木漏れ日程度では、ハレーションはほとんどありませんでした。


ワイドコンバーターはズーム全域で使うことができるというのが業務用の業界では常識で、常時装着した状態で撮影することも忙しい現場では多々あります。そのとき、望遠時の画質低下が問題になることがあります。特に高倍率のズームレンズでは2線ボケや色にじみが出やすいです。

上がワイコンなしでの最望遠時の画像。下はワイコン装着時の画像。いずれもFHDモードで収録しています。コントラストの低下はありますが、色にじみなどはほとんどありません。


AG-DVX200はシネマモードの4Kと放送の4KであるUHD、現行放送のHDに対応したカメラとして手ごろな価格を実現しています。とっても魅力的なカメラなんですが、それぞれの撮影モードで画角が変わってしまうという、運用上厄介な部分もあります。シネマモードの4KとUHD、HDの3つで画角が異なるだけならまだいいのですが、UHDの30p(29.97)と60p(59.94)で画角が異なるのはあまり使い勝手がいいとは言えないのではないでしょうか。今回取り上げたZunow WFK-95は0.8倍という絶妙な倍率となっており、UHD30p(ワイド端30.5mm)とワイコン使用時のUHD60p(ワイド端30mm)でほぼ同じ画角が実現できるので、こうした運用上の問題を見事に解決できるアイテムといえます。加えて、小型軽量かつワイドからテレまで画質が極めてよく、常時装着して撮影しても問題ないでしょう。Zunow WFK-95はAG-DVX200でUHD撮影を行う場合の必需品といえそうです。

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2016年2月2日 掲載

ビデキンちゃんが行く ~KIPON EF-MFT AF~

2016年一回目のビデキンちゃんが行くはKIPONさんのマウント変換アダプターをご紹介したいとおもいます。

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今までビデオカメラ用のマウントアダプターといえばビデキンではMetaboneさんが主流でした。しかし多くがAF機能なしでお値段も少し高価なものです。

今回のKIPONさんのアダプターはキヤノンEFレンズをマイクロフォーサーズカメラに装着し、AFと手ブレ補正の動作や、Exif情報の伝達に対応するアダプター。EF-Sレンズも使用可能となりました。

またEFレンズの電子制御に対応するマウントアダプターはソニーEマウント用が発売されていますが、マイクロフォーサーズ用はKIPONさんが世界初となっています。


最新版はver2.6となっています。

Ver:2.6での改善点
・キヤノンISレンズ使用時にIS機能が正常に動作しない場合がある点を修正。
・オリンパスOM-Dシリーズのボディ内手ブレ補正機構への対応。
・Blackmagic Design製カメラに装着した際のAF動作に対応。
・ビクターJVC製4Kカメラで発生していた相性問題への対応とAF性能の向上。
・キヤノンEF 35mm F1.4L USMでAFが動作しない問題を修正。

ビデキンちゃんではその最新版デモ機で検証した結果を掲載したいとおもいます。


■KIPON EF-MFT AF(Ver:2.6)

□Panasonic GH4

●EF24-105mm F4L IS USM
●EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM
●EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
●EF50mm F1.8 II

いずれのレンズもAFが問題なく動作。

□Blackmagic Pocket Cinema Camera

●EF24-105mm F4L IS USM
AF→合焦ゆっくり
MF→OK
●EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM
AF→NG
MF→OK
●EF50mm F1.8 II
AF→NG AFに設定するとカメラの電源が落ちる
MF→OK

□JVC GY-LS300

●EF24-105mm F4L IS USM
AF→合焦ゆっくり
MF→OK
●EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM
AF→OK
MF→OK
●EF50mm F1.8 II
AF→NG
MF→OK
●EF40mm F2.8 STM
AF→NG
MF→NG

□Panasonic AG-AF105A

●EF24-105mm F4L IS USM
AF→NG
MF→OK
●EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM
AF→NG 合わせようとはするがフォーカス合わない
MF→OK
●EF50mm F1.8 II
AF→NG
MF→OK

という結果になりました。

JVCさんのGY-LS300CHではEF24-105mm F3.5-5.6 IS STMがスピーディにフォーカスが合うのでおすすめですね。おそらく新しいタイプのレンズだと他のレンズでもAF機能しそうです。

Blackmagicさんにも対応するように改善されているようですが、ビデキンのデモ機レンズではあまり良い結果ではなかったです。

PANASONICさんのGH4だとまったく問題なく動作しているので、おそらくスチルカメラだとほどんどのレンズがAF対応可能かとおもいます。

また古いレンズでもほとんどのカメラ、レンズでMFは問題なく動作しました。MFだけお使いの方でしたら幅広いレンズでお使いいただけるとおもいます。

ネジ穴も開いているのでレンズサポーターも使用できます

どうしてもレンズとカメラの相性がでてきてしまうのでビデキンの展示デモ機で相性チェックをオススメします!展示機は各店を移動する場合があるので一度ご連絡いただいてからご来店ください!


新しいバージョンも随時更新中。(バージョンアップも非常に簡単でした)

マイクロUSBに繋いで1分程度でバージョンアップできます。

これからどんどん対応レンズが増えていく可能性がありますね。


EF-MFT AF
販売価格 41,904円
税抜価格 38,800円

※ 表記価格は2016年2月2日現在のものです。

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